私、ちょっとだけ怒っているのです。
ダリューンとナルサスらが話しているとき、陛下はまだ10年たったって20代、お嫁さん探しなんてまだまだ先になったっていいじゃん。みたいな話をしているとき、例えば次世代の話をして、ダリューンが「アイヤールがいる」って言って。
無性に腹が立ったんだよねー。
おまえ、自分が死ぬの普通だと思ってるな、と。
死を覚悟して毎日戦ってるのは結構ですが、陛下があんなに気をもんで待ってたのに自分は当たり前のように死ぬのかー。
確かに今までいろんな人を相手にして勝ってきたから、いつか自分の番なのかもしれんけど、もっと生きる事にどん欲になって欲しいな。
(ん?と思ったアナタ、正しい! 私の話、13巻と14巻が前後してます。「印象」の話なのでこういう書き方に…。私は重要でない限り、時間軸を整頓せずに話すので気を付けて。気を付けてって言われても…だけど…)
振り返れば、ヒルメスと死ぬ覚悟で対峙したのに、かのヒルメスが逃げちゃって拍子抜けしたのもあるのかな、とも思う。
手ごたえがなかった、というか。
勝つことで脳内麻薬が出る人なんだろうな。
「勝ったと思える相手がいない」のは肩透かしなのかな。
でもまあ最後に「いざとなったら陛下連れて他の国に行く」って言ったので、だいぶ加点されたんですけど。
逃げて逃げて!
ばかみたいに明るい最後が見たい。