使用した画材。
・ヌーベル パステル
・カラト 水彩色鉛筆
・マルマン 画用紙
・Dr.Ph.Martin's ペンホワイト
下書きをトレースします。
ペンはコピックのマルチライナー。
左が下書き。
クロッキー帳を引きちぎった物(笑)
上がセットのパステルで、下がバラで買った物。
バラで買う時は閃きで買うので見事にピンクなのね…もっと他にあろうに。
ちなみにこのパステル、10代の頃に買ったものだと思う。
おこづかいをためて画材を買うのが生きがいでした。
パステルは劣化しないので全く問題ない。
コピー用紙を敷き、その上でオレンジ色のパステルをカッターで削って粉にします。
なるべく細かい粉になるようにシャシャシャッと。
指にティッシュを巻き付け、粉をとります。
そのさい、たくさん取りすぎないように下の紙でこすります。
肌に乗せます。
濃くなりすぎないように軽く、滑らすような感じで。
濃くしたかったら何度もこの工程を繰り返せばいいので、初めは軽く。
頬に赤色も乗せてチーク感を出します。
ぽやっとしました。
首に影を入れたらあごまで色が乗ってしまったので消しゴムで消します。
before~after
あごさっぱり。
背景に赤を入れます。
濃い色は緊張します。
消しゴムを切ります。
消しゴムの尖った所で細かい部分を消しました。
(髪の毛の部分にかかった赤色など)
パステルは消しゴムで簡単に消えます。
だからはみ出しても気にしない。
髪の色はいつも水色にするか緑にするかで悩むのですが、いっそ混ぜてやろうと。
水色と緑色の粉を混ぜます。
粉自体を混ぜます。
(これについては後述)
髪全体を塗ったあと、ヘアバンドの部分を消しゴムで消しました。
服も塗ってこんな感じ。
次は目を塗ります。
指でははみ出してしまうので綿棒を使います。
便利そうに見えますが意外と使いにくいです。
世の中にはパステル筆というものが存在するのですが、それは使いやすいのだろうか…。
(使ったことない。筆は何にせよ高い)
ベースに黄色を塗りました。
青い粉をとります。
そして目に塗ると……なんと緑色に!
髪を塗った時に「粉の状態で混ぜる」と書きましたが、パステルは塗った色の上に違う色を重ねると色が変化する(ことが多い)のね。
下地の色に影響されやすい画材なのです。
だから変わって欲しくなかったら、あらかじめ混ぜておく。
後は細かいところを色鉛筆で塗ります。
全体的にこんな感じ。
髪の影とか強く入れようか迷ったけど、パステルはポワッとしてるのが良さだと思ってそのままに。
次は目を光らせます。
以前のようにポスターカラーを使ってもいいんですが、筆を出すのが面倒くさいという理由でペンホワイトをGペンに乗せます。
文字通り、ペンに乗せて使う用のホワイトです。
このGペン、引出しに転がってたから……。
ペンホワイトは大抵のものにハイライトとして使えます。
ポスターカラーでは発光系のカラーインクの上に使うと透けてしまったりするのですが、ペンホワイトは大丈夫~。
固まらない限りずっと使えるし……これももう10年前の物のような気がする……。
画面がさみしいので色鉛筆で適当に柄を。
おしまいです。
パステルを使う時はウェットティッシュ必須です。
手がパサパサになるし色もあちこちに飛ぶので。
これ描いてる最中もしょっちゅう拭いてました。
私、色鉛筆って生涯で数回しか使ったことないな……。
そうそう、色鉛筆でも粉のように削れば上記のようにこすりつけて使えます。
パステルを持っていない頃(中学生位)、そうしていました。
パステルは簡単に粒子の細かい粉になるのが便利なのです。
本来なら定着にフィキサチーフをかけるんだけど、持ってないからいいや。
そして机の上。
らんざつよ!